名松線の旅 その2 伊勢茶の里

 今回の名松線訪問のお楽しみのもう一つは、沿線に広がる伊勢茶の産地訪問です。丁度、5月2日が八十八夜と新茶の季節。茶畑と名松線の撮影と新茶の購入を同時に楽しもうという贅沢な目論見です。
 名松線と茶畑というと一番人気は伊勢竹原の(ぐねぐね)茶畑でしょう。地元のよこや製茶さんがその近くで、小売りもされているようなので訪問させていただきました。幸運にも本年の新茶が発売されたばかり。試飲させていただいたところ、美しい色あい、豊かな香り、ふくよかな味わいに満たされます。もうひとつ、気になったのは日本茶の葉を用いた紅茶。紅茶党の私には気になる一品でこちらも購入。帰宅後、ストレートでいただいたところ、日常いただいているの紅茶と違った甘い香りが広がる素敵な味わいです。私は、濃いアッサムをたっぷりのミルクティーでいただくのが好みでストレートは余り楽しまない方ですが、これについてはストレートが素晴らしいですね。
 よこや製茶の方から「あちらのぐねぐねの茶畑は明日か明後日には刈り取るので見ていってください」とのお言葉。こちらからお願いする前にご案内いただき大感謝です。傍らの豊かな水の流れを見ながら農道を行くとその茶畑はありました。逆光にきらめく新茶の出そろった茶畑の何と美しいこと。「ぐねぐね」の幾何学模様が良いリズムをつくってくれます。奥の杉林が暗く、よい塩梅のコントラストとなりここでも逆光が幸いする場面となりました。
 美味しい伊勢茶、美しい茶畑、茶畑のそばの美しい水の流れ、そして親切な人々と最高のもてなしを受けた気分です。再度の訪問を誓いこの日の名松線撮影を終了といたしました。
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2023年5月1日 名松線 伊勢鎌倉-伊勢竹原

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鉄路の四季を追い続けて幾年月。鉄路の主役は変わっても美しい四季のたたずまいを追い続けたいです。時には、大好きな音楽とお酒の話題も。

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