2022/12/15
最後の輝き
今年の紅葉(黄葉)撮影の締めくくりは昨年同様、松田山麓の銀杏。午後の低い日差しに輝く銀杏は、美しい季節の最後を飾るにふさわしいターゲットです。今年は、縦横2台体制で準備完了。薄雲に覆われているという状態ではありましたが、次第に車両の側面にも日が当たり始め「本年最後の輝き」と名残を惜しみながらシャッターを切り続けました。
小田急最古参の8000系。そろそろ絶滅危惧種入りでしょうか。来年もこのお姿にまみえることを祈りながらお迎えしました。
2022年12月 小田急線 新松田-渋川
一年前、純白のVSEが黄金色に映えたなあ・・・と追憶の中でお迎えしたGSE。ぎりぎりの後ろ被り回避で思わずガッツポーズ。直前までのVSEへの郷愁が吹っ飛んでしましました。
2022年12月 小田急線 新松田-渋川
この後2週間は撮影に出かけられませんから、これで今年の秋シーズンの幕を下ろすことになりそうです。思えば充実した今年の秋の撮影でした。「禾乃登(こくものすなわちみのる)、夕日に輝く稲穂」「爽やかな秋空」「黄金色の水田、彼岸花」「山粧う中央東線」、そして最後を飾った「金色の銀杏」。キラキラ輝く記憶を反芻する中で秋が暮れていきます。
金色の ちひさき鳥の 形して 銀杏ちるなり 夕日の丘に (与謝野晶子、みだれ髪)
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コメント
ともさん
この写真は例のお馬さんのいる側ではなくて、鉄橋の反対側、
246号線沿いから撮ったものなんでしょうか。
2022/12/16 17:35 by aki URL 編集