年末恒例 残念大賞2022!

 本年も恒例の(といっても2回目ですが)厄落としによる来る年の激Vを祈念しての残念大賞の発表です。
 一年を振り返って、最も悶絶ししばらく地面に突っ伏して動けなくなった場面はどれだったか・・・・そうそうあれです。すでにブログで報告させていただいた、遅れ5086レ真鶴俯瞰轟沈事件。
 梅雨明け宣言に誘われて、真鶴俯瞰でのサンライズ、EF66、EF65の一網打尽を企んだのはいいものの、例のごとく貨物遅延。66レEF66は1時間20分遅れ。そして2時間遅延で大本命のPFの5086レ。遅れが逆に幸いしS字中央の陰も消え全編成に陽が当たる理想的な状況。遠くに、国鉄色のカマが見えたときの胸の高鳴り。さあ来るぞ!まさにその瞬間、下り線にやってきたのは・・・・。
 いつもなら列車走行位置を調べて被りの可能性を考えるのに・・・・うかつとは言えこのときばかりは悶絶ししばらく起き上がれませんでした。まあ、これで厄落とし。来年もいい絵がとれるように鉄の神様にお祈りする所存です。
 改めて、当ブログへの訪問ありがとうございました。来年は、紅葉で味をしめた中央東線ほかこれまでより少し行動範囲を広げたいものです。新年のご挨拶は都合により2週目になります。皆様、良き年をお迎えください。
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2022年7月2日 東海道本線 真鶴-根府川
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祝 3000アクセス

 少々遅れましたが、累計3000アクセスとなりました。皆様、ありがとうございます。そして、3000のキリ番踏まれた方おめでとうございます。今後も、ペースは遅いもののボチボチ進めていきますのでよろしくお願いします。
 さて、3000アクセスの記念写真は、究極のピン電扱いで日頃お世話になっている小田急3000系さま。しかもMSEとのぴったりお並びの姿でこれじゃMSEメインで3000系さまへの敬意が全く足りないとお叱りを受けそうですが、おめでたい富士山バックと言うことでお許しください。
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2022年1月 小田急線 新松田-渋川

最後の輝き

   今年の紅葉(黄葉)撮影の締めくくりは昨年同様、松田山麓の銀杏。午後の低い日差しに輝く銀杏は、美しい季節の最後を飾るにふさわしいターゲットです。今年は、縦横2台体制で準備完了。薄雲に覆われているという状態ではありましたが、次第に車両の側面にも日が当たり始め「本年最後の輝き」と名残を惜しみながらシャッターを切り続けました。
 小田急最古参の8000系。そろそろ絶滅危惧種入りでしょうか。来年もこのお姿にまみえることを祈りながらお迎えしました。
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2022年12月 小田急線 新松田-渋川
 一年前、純白のVSEが黄金色に映えたなあ・・・と追憶の中でお迎えしたGSE。ぎりぎりの後ろ被り回避で思わずガッツポーズ。直前までのVSEへの郷愁が吹っ飛んでしましました。
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2022年12月 小田急線 新松田-渋川
 この後2週間は撮影に出かけられませんから、これで今年の秋シーズンの幕を下ろすことになりそうです。思えば充実した今年の秋の撮影でした。「禾乃登(こくものすなわちみのる)、夕日に輝く稲穂」「爽やかな秋空」「黄金色の水田、彼岸花」「山粧う中央東線」、そして最後を飾った「金色の銀杏」。キラキラ輝く記憶を反芻する中で秋が暮れていきます。

金色の ちひさき鳥の 形して 銀杏ちるなり 夕日の丘に (与謝野晶子、みだれ髪)



紅葉の四方津大呼戸橋梁 上段編(その2)

 次は、EH200牽引のタンカートレイン。全面紅葉の中、タキの緑が冴え渡ります。
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2022年11月 中央本線 四方津―梁川

 四方津から大地峠に至るこの道は、古来から利用されてきたのではないでしょうか。途中、古いお社の跡があったり道祖神が祀られたり、さらには信玄公の伝承が残ったりしています。麓からの行程は至って静かな山旅ではありますが、下の方からは時折、大呼戸橋梁を渡る列車の音も届き人の営みを感じることが出来ます。四方津という地名そのものも興味深いですね。かつて塩の生産地であったとか、「津」の文字にあるように、船着き場があったとか、いずれにしても古来より人の営みが盛んにあったのでしょう。

 山里に 散るもみぢ葉の くれなゐは ふむ人もなき ものにぞありける (新古今集 清輔)
 
 6回にわたりお届けした今年の中央東線の紅葉シリーズは、これにて終了とさせていただきます。やがて山眠る季節へ。そして季節が進み山笑う頃となれば再訪したいと思います。

紅葉の四方津大呼戸橋梁 上段編(その1)

 さあ、次は上段俯瞰です。約1時間の登山となります。まず、登山道入り口で小休止。登山靴の紐を締め直し、カメラ二台体制でずっしりと重くなったザックの紐を調整し、ゆっくりと歩み始めます。道は、大地峠に通じるよく整備された登山道で徐々に高度を上げていきます。歩みを進めるにつれ、サクサクと落ち葉を踏みしめる音と念のためにつけておいた熊鈴の音のハーモニーに五感が同調していきます。このハーモニーをバックに谷間を渡るわずかな風に舞い上がる紅葉が晩秋の調べを奏でていきます。
やがて、道の向こうの空が広がり始め最高地点が近づいた頃、全面紅葉の中にキラリと光る白い上り線のコンクリートアーチが忽然と姿を現します。残念ながら木々の成長によりかつてほどは自由な画角は得られなくなってしましましたが、俯瞰撮影ならではダイナミクスに心躍ります。
 早速、担ぎ上げてきた2本の望遠レンズを装備し縦横2台体制で待ち構えます。ダイヤから、おおよその時間を割り出し、レリーズを握りしめ、じっと彼方のコンクリートアーチを見つめます。突然音もなく現れ高速で駆け抜けていくE353。息を詰め、ここぞとばかりにレリーズを押し込みます。
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2022年11月 中央本線 四方津―梁川

紅葉の四方津 大呼戸橋梁(その3)

 でもやっぱり、ブルサンEH200!次は上りのタンカートレインで。お昼のこのスジの頃には、橋の左側の斜面が陰に入り始めますので縦位置で仕留めました。
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2022年11月 中央本線 四方津―梁川

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鉄路の四季を追い続けて幾年月。鉄路の主役は変わっても美しい四季のたたずまいを追い続けたいです。時には、大好きな音楽とお酒の話題も。

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