残雪富士とGSE

 その後も、現地に残り撮影を続けます。時々ピタッと風が収まりますが、なかなか列車とシンクロしてくれません。そうこうするうちに風が強くなりもはや水鏡は厳しい状況。加えて農家の方々も田植えの準備に来られました。さあここは次のはこね50号を最後にしましょう。まず水鏡は断念。一方、富士山と言えば少し雲が絡み始めました。こうなりゃ、もっと切り込んで、富士残雪の白、空の青、GSEの赤でトリコロールはいかが!後打ちですが、今度はお客様がおられるのでいい感じになりました。ということで、久々の撮影行第一幕の終了となりました。

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2022年5月29日 小田急線 開成-栢山
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水鏡、富士、GSE

  しばらく撮影をお休みしているうちに季節は進み初夏。梅雨入り目前となって参りました。この時期の狙いと言えば水田の水鏡。水鏡と言えば小田急は開成。というわけで開成-栢山間の水田にお出かけです。
 現地に到着すると、丁度水張りが進み一部田植えも始まっていました。さらに、雪解けの進んだ富士も水面に綺麗に映っているではありませんか。こうなりゃ、ロマンスカーも富士山もぜーんぶ入れてしましたいのが人情。一方、普通の高さでの撮影では富士が架線にかかります。ということで私も三脚の足を全開脚してセットします。こういうときにバリアングル液晶はありがたいですね。切り詰めて先頭と富士山で画面を組み立てます。まず8時過ぎのGSE小田原への送り込み。残念ながら水面が揺れてしまいましたが、まあこの時間・季節なら仕方ないでしょう。というわけでご機嫌の撮影開始となりました。ただ、回送なんでお客さんいないんですよね。
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2022年5月29日 小田急線 開成-栢山

今年もつつじ@白糸川鉄橋

 GW、あっという間に終わっちゃいましたねえ。始まる前のワクワク感は遠い昔。今日は、重い体を引きずって会社に行きました。
 今年のGWは天気の良い日が続いたこともあり皆さん力作を発表されていますね。私は、大阪に帰省する前に白糸川鉄橋に行ってまいりました。ここのつつじは、薄いピンクと濃いピンクがあり薄い方が先に咲きます。開花時期が毎年変わるので薄い方の年、濃い方の年、両方中途半端な年といろいろありますが、さて今年の連休スタート時点の様子やいかに。
 根府川駅で下車し、駅の跨線橋から眺めると濃いピンクが目に入ります。ということは、今年は早い展開だったのかな。一方、天気はというとネフハヤ一帯のあるあるで「小田原晴れ、熱海晴れ、ネフハヤ曇り」の典型例。前日の雨で海も濁っておりちょっぴり折れそうな気分でみかん山の農道を行きます。
 木々の成長とつつじの咲き具合から今年は鉄橋寄りの株がいい感じですのでそれに合わせて画面を組み立てます。GW最中ということもあり踊り子やサフィールに臨時があり本数は稼げます。やがて、邪魔な雲が消え去り海の濁りもましになってきました。さらに鉄橋に陽が射し赤い橋脚が新緑に映えます。
 ここで14時過ぎの踊り子15号、14時30分過ぎの踊り子59号と連続でいただきました。でもねえ、やっぱり257系は185系に比べると目立たないですねえ。新緑、青い海、赤い鉄橋、ピンクのつつじと舞台はそろっているんですが。とはいうものの最初の曇り空に比べればいい感じで押さえることができGWのスタートとしては上々。
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2022年4月30日 東海道本線 根府川-真鶴

 さた、この日は数人の方が撮影に来られていました。聞くと185の団臨とか。あららすっかり調査を忘れていました。この条件で再び185とは有り難いと16時20分ごろの通過を待ちます。ところがどっこい、最後の最後に雲が沸き立ちすっかり陰ったところで185と久々のご対面。まあ、ここは踊り子で何度も撮っているからいいわと気落ちもせずに終了と相成りました。せっかくですから185時代の様子も出させていただきますね。
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2019年5月5日 東海道本線 根府川-真鶴


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鉄路の四季を追い続けて幾年月。鉄路の主役は変わっても美しい四季のたたずまいを追い続けたいです。時には、大好きな音楽とお酒の話題も。

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