雨晴海岸にて-2

 さて、富山湾のキトキトのお魚と富山地酒を堪能した翌朝は、もちろん朝練。夜明け頃にそっと起き出して再度道の駅へ。日の出の位置からちょっと厳しいかなと予想はしていましたが、やはりアルプスは綺麗なシルエットにはなってくれません。ちょっぴり残念ですが、まああくまでも家族運用が主目的。ここはロケハンも兼ねてと割り切り、始発の送り込みを獲得。
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2023年4月11日 氷見線 越中国府-雨晴
 さあ、次は朝日を浴びた順光ポイントへ移動しましょう。といってもすぐそばなんですけどね。海岸線ギリギリをゆく姿を穏やかな富山湾と供にアレンジします。少し太陽が高くなり海の青さが出てくる時間帯まで待ちます。明るい春の朝、青い海とタラちゃん。非電化ならではの開放感。素敵な組み合わせです。そういえば、山陰方面もしばらくご無沙汰です。ヨンマルの置き換えももうすぐ始まるようでこれまた、満足の中にもたくさんの未履修課題が追加された雨晴の旅となりました。
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2023年4月11日 氷見線 越中国府-雨晴

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雨晴海岸にて-1

 富山湾越しに3000メートル級の山々を捉えることが出来る氷見線の雨晴海岸は、今日では、多くの人が知る絶景の一つでしょう。私にとって氷見線は20年近く昔、のと鉄道能登線廃止前に原色キハ58が急行能登路リバイバルとして走った時のついでに訪問した程度でした。まだ高岡の58は健在でしたが、塗色がねえ・・・・
 あれから20余年、58は消えたものの、魔改造ながらタラコ40の天下。さらに道の駅ほか撮影ポイントがあれこれ整備されたこともあり、純白の剱岳バックのタラちゃんを一度は仕留めたいものだと思っておりました。そんな中、家族運用ながら寛大にも雨晴を絡めることに許可をいただいたこの春、念願の機会がやって参りました。
 まずは、午後の雨晴。旅程の都合で15時頃に到着いたしました。早速、道の駅のバルコニーに駆けつけると、すでに7人ばかりの同好の士が構えておられます。晴天なるも肝心のアルプスは、猫又方面は見えるものの剣岳は雲の中。となりますと、剣バックは捨てて横位置で15時台の氷見行きを撮影。ここでほとんどの方がお帰りになりましたが、もう一本粘る許可をいただきましたので16時台を待ちます。するとなんということでしょう、雲がどんどん消えて剱岳が姿を現したじゃありませんか!レンズとカメラの組み合わせを変えて、念願の縦位置も追加します。そうこうするうちに通過時間が。いつものようにレリーズを握りしめ、その時を待ちます。やがてカーブの奥から顔を出したのは「はっとりくん」。ということで未履修科目の追加。やはり、真冬の移動性高気圧直撃の日を選ばないとだめだということに妙に納得した次第でありました。
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2023年4月10日 氷見線 越中国府-雨晴

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Author:Tomo
鉄路の四季を追い続けて幾年月。鉄路の主役は変わっても美しい四季のたたずまいを追い続けたいです。時には、大好きな音楽とお酒の話題も。

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