少し鮮度落ちの話題ですが、「箱根で活躍したVSEと赤い1000系 夢の紅白追いかけっこリレー!」のご報告です。
小田原駅で箱根方面へ乗り換えるときホームに待つ赤い1000系。その色彩の鮮やかさは、これから始まる旅のワクワク感を盛り上げてくれました。この赤電車もとうとう最終運転の「紅白追いかけっこリレー」。
運転予定の3連休の最終日にようやく晴れ予報。向かう先は黄金の稲穂と赤い彼岸花を期待しての開成。通過時間は全くわかりません。8:30新宿出発で12:15に小田原着。さらに15時過ぎに海老名車庫解散という情報のみ。まあ、10時から14時頃までのどこかで1往復撮れるでしょう、現場に行けば情報もいただけるだろうし。と何はともあれ朝早くに現地に向かいます。
寓居、鎌倉は晴天でワクワク感が盛り上がりますが、西に進むにつれ開成方面に不気味な雲が。案の定、開成は厚い雲に覆われていました。黄金の稲穂も赤い彼岸花も舞台は最高なのに・・・・一方、秦野方面は晴天の模様。ということで、急ぎ秦野築堤に移動です。
現地に着くといい塩梅に青空を背景に黄金の稲穂が広がっています。早速、三脚を立ててGSEやMSEや8000系をピン電(?)にして楽しみます。途中、同業の方が来られて「VSEは小田原に行く前に秦野へ1往復するらしい」との朗報。(ありがとうございました!!)久々に対面のVSEは2往復とてんこ盛りの一日になりそうです。
まず、VSEが優雅に車体をくねらせて築堤カーブをゆきます。久々に聴く「タタン、タタン」という連接車の通過音がいいですねえ。
2022年9月25日 小田急線 秦野―東海大学前
さあ次が本番と待ち構えるうちに、奥丹沢から雲がせり出してきて青空が・・・・・そして太陽にも少し雲がかかりだして太陽に薄皮一枚被った状態で下りの赤電車が通過していきました。さあどうする。場所移動か、天気回復を待つか。一体、何時に上ってくるかわからない。下手に移動したら・・・と悩む中結論は「ここで待つ」。太陽の周りに雲はないものの正面の雲がなかなかとれません。もう諦めて、アングル変えようかとあたりを少しうろついて、三脚に戻るとあら不思議あれほど頑固だった背景の雲がどんどん割れていきます!これでよしよし。
やがて、秋空、白い雲、黄金の稲穂を舞台にして赤電車とVSEが順番にご登場くださいました。めでたしめでたし。
2022年9月25日 小田急線 秦野―東海大学前
P.S. あの旅のワクワク感のためにも3000系でいいから(失礼!)赤電車走らせてくれないかなあ・・・・