2023/09/26
455/413黄金の稲田を行く
美しいグリーンカーペットから2ヶ月、「もう遅いかも、いやまだ間に合うかも」とドキドキしながら早朝の片貝の丘に駆け上がると、残念!多くの稲田は刈り取られたばかりの様子。一部残る刈り取り前の稲田を絡めるか・・・・いや待て、まだ通過まで時間がある。と言うことで、急遽場所を変更。何はともあれ関山防雪林へ。
ありがたいことに、ここの水田はまだ刈り取られておらず、黄金の稲穂が朝日を受けて待っていてくれました。三脚をセットしてゆったりした気分でその時を待ちます。ボチボチと同好の方も集まってこられます。
ところがどっこい、はじめ晴れていた空に突然黒い雲の塊が現れ、みるみる目の前から光が失われていきます。「雲よ抜けてくれ!」という願いもむなしく遠くにタイフォンが、そして踏切が鳴り始めます。ヘッドライトがゆっくりと近づき「もうダメか」と諦めかけたその時、雲の隙間からうっすらと陽光が!なんとかトロ火状態で「急行妙高」を捕獲。「不幸中の幸いですよね」なんて皆さんで慰め合いながら場所移動です。
直江津行きまで20分強。いつも妙高バックで選ぶ立ち位置に三脚を立てます。むろん、今日は妙高は雲の中。雲はカットして黄金の稲田をぐっと取り込ん画面を創ります。太陽付近に雲は無く、今回は秋の光にあふれる中で撮影できそうです。やがて、踏切が鳴り455/413が滑るように下っていきました。「よっしゃ!」と思わずガッツポーズ。
2023年9月 えちごトキめき鉄道 関山-二本木