455/413黄金の稲田を行く

 美しいグリーンカーペットから2ヶ月、「もう遅いかも、いやまだ間に合うかも」とドキドキしながら早朝の片貝の丘に駆け上がると、残念!多くの稲田は刈り取られたばかりの様子。一部残る刈り取り前の稲田を絡めるか・・・・いや待て、まだ通過まで時間がある。と言うことで、急遽場所を変更。何はともあれ関山防雪林へ。
 ありがたいことに、ここの水田はまだ刈り取られておらず、黄金の稲穂が朝日を受けて待っていてくれました。三脚をセットしてゆったりした気分でその時を待ちます。ボチボチと同好の方も集まってこられます。
 ところがどっこい、はじめ晴れていた空に突然黒い雲の塊が現れ、みるみる目の前から光が失われていきます。「雲よ抜けてくれ!」という願いもむなしく遠くにタイフォンが、そして踏切が鳴り始めます。ヘッドライトがゆっくりと近づき「もうダメか」と諦めかけたその時、雲の隙間からうっすらと陽光が!なんとかトロ火状態で「急行妙高」を捕獲。「不幸中の幸いですよね」なんて皆さんで慰め合いながら場所移動です。
IMG_6596関山ブログ2

 直江津行きまで20分強。いつも妙高バックで選ぶ立ち位置に三脚を立てます。むろん、今日は妙高は雲の中。雲はカットして黄金の稲田をぐっと取り込ん画面を創ります。太陽付近に雲は無く、今回は秋の光にあふれる中で撮影できそうです。やがて、踏切が鳴り455/413が滑るように下っていきました。「よっしゃ!」と思わずガッツポーズ。
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2023年9月 えちごトキめき鉄道 関山-二本木
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海へ!山へ! 夏臨で大活躍 E257 5500番台:海編-2

 さあ、お次は上りの高尾行き。幸い、先の回送スジには根府川で半時間ばかりのバカ停がございますので、おもむろに石橋上段へ移動。この時間帯、貨物もありますので楽しい撮影となります。
 そうこうするうちに本番。今日は本当に幸運なことに最後まで石橋界隈は夕日に照らされて、海の色もどんどん深くなっていきます。今回も5両編成の特性を生かして切り込んでアングルを固めます。やがて乗客の楽しい思い出をいっぱい詰め込んだ列車が、夕陽をいっぱい受けてトンネルから飛び出してきました。
IMG_1268 ishibashi 5500
 2023年8月 東海道本線 早川-根府川

海へ!山へ! E257 5500番台:海編-1

 さあ、次は海です。うまい具合に高尾-熱海間に「特急あたみ」が設定されました。お昼前に熱海に到着後、いったん国府津に戻りお昼寝。その後、15-17時というネフハヤのゴールデンタイムに現地1往復という実においしいダイヤです。
 当日は朝からカンカン照り、こうなると積乱雲の発達→崩壊によるネフハヤ名物の「小田原晴れ、熱海晴れ、ネフハヤ曇り」という「ネフハヤあるある」にまたまた遭遇するのではないかとビクビクしながらみかん山に陣取りました。
 ありがたいことに、積乱雲は大きくは発達せず午後の光を受けて国府津からの回送をまず捕獲。5両編成という短編成を生かして海バックできっちり切り取らせていただきました。
IMG_1074ishibashi 5500
 2023年8月 東海道本線 早川-根府川

海へ!山へ!E257 5500番台:山編

 台風7号で大荒れとなった今年のお盆でしたが、楽しい夏休みもそろそろおしまい。今夏も波動編成E257 5000/5500番台は、フル回転で海へ山へと私たちをいざなってくれました。そうそう、波動編成不足でE657の東海道入線なんて珍事もありましたね。
 以前にも書かせていただきましたように、踊り子に転用されましたE257ですが、わたくし、ご本家の2000番台ではなく波動編成の5000/5500番台の白地に緑の塗色にすっかりほれ込み、常日頃から捕獲機会をうかがっております。ということで、前回の5000番台の臨時踊り子に引き続きこの夏の5500番台のご活躍のお姿を紹介いたしましょう。
 まずは、山編。ここは中央本線で捕獲したいですね。5000番台は臨時あずさの運用にも入りましたが、どうも日程が合いません。そこで見つけたのは、5500番台による「富士回遊71号」。5500番台のお顔は私には残念なものなのでサイドで撮りたい。となると「ここしかないでしょ!」と四方津へ。
 深緑と赤い鉄橋のコントラストが素敵なキャンバス、そこにセミの大合唱のBGM。「これぞ夏!」という舞台に定刻通り白地に緑の車両が轟音立てて登場しました。
IMG_5794四方津 5500
2023年8月 中央本線 四方津-梁川

さあ 夏休み!

 沸き立つ夏雲、穂が出始めたすすき、川面を渡る生暖かい風、蝉時雨。
行楽・帰省客のワクワク感を満載して、臨時踊り子がE257 5000番台でやってきた。

古里や駅下りしより蟬しぐれ 由紀

IMG_6478 257 5000 Banyuu
2023年8月 東海道本線 茅ヶ崎-平塚

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Tomo

Author:Tomo
鉄路の四季を追い続けて幾年月。鉄路の主役は変わっても美しい四季のたたずまいを追い続けたいです。時には、大好きな音楽とお酒の話題も。

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